生活習慣病
胃カメラとバリウム検査の違いを徹底比較!どっちを選ぶべき?

胃の検査を受けるときに迷う「2つの方法」
胃の検査には主に「バリウム検査(胃部X線検査)」と「胃カメラ(胃内視鏡検査)」があります。
健康診断などで耳にすることも多いですが、実際にどちらを選ぶべきか迷う方は少なくありません。
両者は同じ「胃の異常を調べる検査」ですが、方法や精度、負担の大きさが異なります。特徴を理解して、自分に合った検査を選ぶことが大切です。
バリウム検査とは?特徴とメリット・デメリット
メリット
- 胃全体の形や動きを把握できる
- 検査時間が短い(約7〜8分)
- 健診車でも実施可能で、受けやすい
デメリット
- 小さな病変を見つけにくい(初期がんや小さなポリープは苦手)
- バリウムを飲む不快感(味・質感・ゲップの我慢)
- 異常が見つかると結局胃カメラが必要になる
胃カメラ(内視鏡検査)とは?特徴とメリット・デメリット
メリット
- 精度が高い:粘膜を直接観察し、小さな病変や初期がんも見逃しにくい
- 同時に治療が可能:ポリープ切除や組織採取(生検)ができる
- 最新技術に対応:拡大内視鏡や画像強調技術で微細な病変も確認可能
デメリット
- 挿入時の不快感:鎮静剤や経鼻内視鏡で軽減可能
- 費用がやや高め(保険適用で約3,000〜5,000円)
- 事前に絶食など準備が必要
バリウム検査と胃カメラの比較表
| 項目 | バリウム検査 | 胃カメラ |
|---|---|---|
| 観察範囲 | 胃の形・動き | 食道・胃・十二指腸を直接観察 |
| 検査時間 | 約7~8分 | 約15分 |
| 精度 | 小さな病変の発見は困難 | 初期がん・小腫瘍も発見可能 |
| 費用(保険適用時) | 約2,000~3,000円 | 約3,000~5,000円 |
| 費用(自由診療時) | 約8,000~15,000円 | 約10,000~30,000円 |
| 同時治療の可否 | 不可 | ポリープ切除・生検が可能 |
| 追加検査の必要性 | 異常発見時に胃カメラが必要 | 1回で診断+処置が可能 |
| 不快感 | バリウム摂取、便秘など | 内視鏡の異物感(鎮静で軽減) |
胃カメラ検査で見つかる疾患
- 食道疾患:逆流性食道炎、食道ポリープ、食道がん
- 胃疾患:急性・慢性胃炎、胃潰瘍、胃ポリープ、胃がん、ピロリ菌感染
- 十二指腸疾患:十二指腸潰瘍、ポリープ
特に胃がんの早期発見において、胃カメラは非常に有効です。自覚症状がなくても定期的な検査が推奨されます。
西梅田シティクリニックでの胃カメラ検査のこだわり

西梅田シティクリニックでは、胃カメラ検査を快適かつ高精度に受けていただけるよう、以下のようなこだわりを持っています。
- 最新機器を導入した精密検査
当院では、画像強調内視鏡やNBI(狭帯域光観察)など、最先端の技術を活用して微細な病変も見逃しません。 - 苦痛の少ない検査方法
経鼻内視鏡や鎮静剤を使用し、不快感を最小限に抑えた検査を実施しています。 - 経験豊富な医師による安心の診断
豊富な経験を持つ医師が診察を担当し、精密な診断を提供します。
患者様に分かりやすく説明し、不安を解消するサポートを行います。 - 衛生管理の徹底
内視鏡機器の完全消毒・清潔な環境を徹底しており、感染リスクを最小限に抑えています。 - リラックスできる空間
快適な待合室や検査室の環境を整え、患者様が安心して検査を受けられるよう配慮しています。 - 充実したフォローアップ
検査後には、結果の詳細説明や治療計画の提案を行い、患者様をしっかりサポートします。
こんな方には胃カメラがおすすめ
胃カメラは、バリウム検査に比べて精度が高く、同時に治療も行えるため、早期発見・早期治療に最適な検査です。
特に以下の方には、胃カメラ検査をおすすめします。
- 胃がんやポリープの家族歴がある方
- 胃の不調が続いている方
- 1回の検査で正確な診断・治療を希望する方
西梅田シティクリニックでは、患者様に寄り添った丁寧な対応と最新技術を駆使した検査を提供しています。胃カメラが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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